2018年01月16日
旧家の当主から聞いた昔の行事③
当地の旧家の一つY崎家のご当主から聞いた昔の行事③
1月14日~16日頃を小正月と呼び、正月の松飾りをはずし、
繭玉を飾りました。
繭玉の行事は、ナラ・ソロ・ミズキ・ヤナギ・ヌルデなどの枝に、
白米・玄米を粉にして紅白の繭形あるいは団子形のものを刺
し、神棚などに飾り豊作を祈るものです。
繭玉は歳神様・大神宮様・荒神様・井戸神様・便所神様・大黒
柱・米俵の上などに飾ります。
Y崎家では樫の枝に米粉や麦粉で繭団子を13日に作り、14日
に天井に飾ったそうです。