武蔵野市の冨士塚

まつざきひろし

2019年04月17日 12:00


長く人々の信仰を集めていた霊峰、富士

その霊的ご利益にあずかるには頂上に立

つこと。

それが叶わぬなら、せめて霊峰に擬した

山を富士山の溶岩で作り それをお参り

すれば、登山し祈念したのと同じご利益が

ある。

これが富士塚信仰で、その起源は江戸時

代初期になるそうな。
 
そんな富士山が幸いJR中央線武蔵境駅

の南口近くにあり、先日登頂に成功しまし

た。その登頂記をここに発表させて頂き、

本日の富士山報告とご了承ください。
 
 
まず富士浅間神社の入口です。

信仰的には御山の登頂口でもあります。
 



両サイドを屈強な獅子にガードされ

七五三を右から読ませるあたりに

あなどれぬパワーがみなぎります。


 
 
鳥居が連続し、二つ目の鳥居が赤だと思

いきや 距離を置かずに 左手奥には 

石の急階段が。

早くも信仰が試されます。
 
そしてまた鳥居だ。

鳥居をくぐるたびに 心がクリスタルの

ように純化するのが分る。


 
 
急勾配の石階段を息を切らせながら 

頂上をめざす。

とくに酸素が希薄になった感じはなかった

が、頂上の社が見えるころには脚が棒に

なっていた。
 
乳酸で太ももとふくらはぎがパンパン

になりながら どうにか登頂に成功する

ことができた。
 
しばし感慨に浸る。
 
 
上りに比べれば 下りはあっという間であった。

麓にもどってから撮った写真をお見せします。
 
 
  
 
意外に低い。

後ろのマンションの二階にも

抜かれるありさまです。

とほほ…。
 
 
この富士山はJR中央線武蔵境駅南口の武蔵境通に面し、聖徳学園の隣にある
杵築大社の中にそびえております。
皆さんも一度お参りください。






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