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2018年11月18日

11月18日11月例会。

石井晴一会員は本年8月に発行した研究
資料「西東京市の土地改革の沿革」から
「朝比奈鉄工所保谷製作所(西東京市柳沢
二丁目132番1等)の敷地について」の
発表を行いました。

朝比奈鉄工所とは中島飛行機関連企業の
一つで、田無の戦中・戦後史に影響を与え
た企業です。
米軍空撮写真、土地台帳や戦前戦後の
公図を活用した地方史的にも貴重な研究
発表でした。

石井会員は以下のHPでも研究成果の発
表を行っています。
https://ameblo.jp/tasha-survey/theme-10104846833.html


本日の参加者は近辻代表をはじめ6名。
場所は田無駅南口の西東京市中央図書館
2F会議室です。


最近の「公民館たよりでは大貫会員のアド
バイスが生かされたようで地方史的に興味
深い一面になっています(近辻談)。
大貫会員からアドバイス云々に関し
「いや、いや…アドバイスなんて…」と説明が
ありました。



私、松崎は生前母が綴った昭和19年の
米軍による東京空襲の実体験記録を参加
者に配りました。

大竹会員と大貫会員が強い関心をもって
いる戦争中の陸軍軽便鉄道(東久留米駅
-中島航空金属谷戸工場-中島飛行機
武蔵製作所)に関しフリートークを楽しみま
した。

たましん地域文化財団の「たまのあゆみ」
171号が配られました。

今回も貴重な資料というお土産いっぱいの
例会でした。


  


  • Posted by まつざきひろし at 21:00Comments(0)月例会昭和時代の田無

    2018年11月09日

    柳窪・顧想園を訪問する。③

    鍬などを武器とした暴徒による狼藉の痕が今なお柱に生々しく残っています。

    田無村から派遣された銃で武装した農兵の反撃にあい計8名の暴徒が当地で命を
    落としました。彼らの何人かは「水、水・・・」といい絶命したので、村野家では祠を作
    り、毎日水を供えて今日に至るそうです。

    東京23区内でも昭和30年代半ばまで囲炉裏のある農家が多く残っていたが
    この景観は豪農のそれらしい。

    柳窪饅頭に柳窪茶(狭山茶)。甘党の私は饅頭の美味しさに大満足。お土産に
    数個 お茶と一緒に買ってきました。

    お茶は村野家で栽培されたもの。お茶の味が分からない自分にも新鮮な美味しさ
    がたまりませんでした。

    小平駅への帰路 再び用水に水の流れを確認し デジカメに納めました。


    全然、田無地方史とは関係ないのですが、社員さんが手書きしたに違いない
    シャッターのペンキ書きに 思い切り「昭和の車検屋さん」を感じました。

      


  • Posted by まつざきひろし at 06:59Comments(0)月例会

    2018年11月09日

    11月月例会のお知らせ。

    月例会のお知らせ
    下記により月例会を開きますので、ふるってご参加ください。

    日 時:平成30年11月18日(日)午後2時より
    場 所:中央図書館 2階 会議室

    テーマ:
    ・田無村検地帳の復元
    ・昭和19年11月24日米軍空襲体験記(松崎)
    その他。

    ※先月は、柳窪の「顧想園」を見学しました。


    平成30年11月2日
    田無地方史研究会
    近辻喜一
    188-0011西東京市田無町7-2-11
    ℡042-461-0534
    benkc@jcom.home.ne.jp
      


  • Posted by まつざきひろし at 06:59Comments(0)月例会

    2018年11月03日

    柳窪・顧想園を訪問する②

    本日のメイン・イベント柳窪の豪農村野家に到着しました。正門から入るのでは
    なく裏木戸からひっそり案内され、左手に大きな屋敷稲荷を拝見しました。 

    静かなお屋敷内には文化庁の「登録有形文化財」の証が。

    お寺の山門を思わせる立派な門。
    自分の家の入口とは余りに違う村野家の正門にガックリと
    肩を落とすO会員。



    茶室。

    洋と和が合体した離れ。

    武家屋敷を思わせる立派な入口。
    賊の侵入に「おのおの方出会え出会え!と叫ぶ声が
    聞こえてきそう。



    村野家は農家に肥料を提供するビジネスで冨を築きました。
    武蔵野台地の住民の多くが農業に従事していた時代
    武蔵野の痩せた土地で農業するには肥料が不可欠。 
    つまり現代社会で電気、ガス、通信などを押さえ冨を築くのと
    同じで社会で不可欠なものを提供した村野家の店舗がこれ。

    顧想園 秋の見学会のお申込は
    https://www.kosoen.tokyo/entry/2018/10/24/000001

    顧想園訪問記事は
    http://massneko.hatenablog.com/entry/2016/11/29/183000

    つづく。

      


  • Posted by まつざきひろし at 18:10Comments(0)月例会

    2018年11月03日

    柳窪・顧想園を訪問する①

    2018年10月28日(日)小平駅北口に集まった田無郷土史研究会の面々。
    私も含め7名のマニアの出陣です。
    右端で資料を示しているのは顧想園の案内役の郡司さん。

    小平市御園町3丁目9では小川用水と思われる水路を確認。
    小平市では一度暗渠にした用水路を市民の要請で開渠したといいます。
    小平市の英断を、西東京市はどう考えているのか 小一時間詰めてみたい。

    小平霊園内を通り黒目川の水源と言われる「さいかち窪」を訪れた。
    さいかちは樹木であり、昆虫のさいかちではありません。
    が、本年はまだ出水していなかった。
    郡司氏の説明では、水を含んだ川底を掘ると
    どじょうや○×貝が生息しているそうだ。

    新青梅街道の北側で初めて黒目川はその透き通った水を見せます。

    新青梅街道の北。かつては生活排水が流れ白濁化していたところが
    今は綺麗になり、思わずカメラを向けるO会員。

    上からカメラを向けると岩の表面に数匹のザリガニの姿が。
    川が回復している象徴の一つかも。


    柳窪の天神社。村の鎮守の神様がいまでも静かに座られているような
    いい雰囲気です。
    柳窪天神社の歴史については↓をクリック下さい。
    https://tesshow.jp/tama/ekurumentokyo/shrine_ekurume_tenjin.html
    つづく。
      


  • Posted by まつざきひろし at 12:40Comments(0)月例会